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放射線から身を守る方法(外部被ばく・内部被ばく) [◆放射線対策-基本]

放射線による被ばくには、【外部被ばく】と【内部被ばく】がある。



ダメージが大きいのは、 内部被ばく だ。


ひとたび、放射性物質を呼吸や飲食などで体内に取り込んでしまうと、体内の細胞が、直接・至近距離で放射性物質から出る全ての放射線を、繰り返し浴び続けるからだ。



そこで、原発事故・放射性物質放出事故・核テロなどで被ばくする恐れがある場合、
(1)第一に 内部被ばく から身を守りつつ
(2)できる限り 外部被ばく を少なくする
ことが重要だ。




もっとも、事故やテロは突発的だから、現場での被ばく対策は不十分にならざるを得ないだろう。


しかし、体には修復機能が備わっている。







よって、事故時・事故後などの対策は、次のことが重要になる。

(1)事故時 
出来る限り少量の被ばくで突発的な危機を乗り切る
   ↓

(2)事故後
十分な被ばく対策を続けて、体を修復する







特に、子どもの健康状態は、保護者や周りの大人の意識や配慮によって、大きく変わるだろう。

気を付けてあげたいものだ。







外部被ばく
体外にある放射性物質から放射線を浴びて、被ばくすること。
<例>
●放射性物質から出た放射線(アルファ線、ガンマ線、ベータ線や中性子線)による被ばく




内部被ばく
放射性物質を体内に取り込み、体内から被ばくすること。
<例>
粉塵・ガス状の放射性物質を吸い込む
●固体・液体の放射性物質を摂取する
●切り傷などの外傷から放射性物質が体内に入る
●皮膚から直接吸収される(トリチウムなど)






【オススメ書籍】
見えない恐怖 放射線内部被曝

外部被ばくよりも内部被ばくの影響の方が段違いに大きいことがあまり知られていないことを危惧し、内部被ばく問題に取り組む放射線医学の専門家(医師)による書籍。
原子力発電所の放射性物質と内部被ばくの関係など、知りたいことが書かれている。


見えない恐怖 放射線内部被曝








【オススメ動画】

死の灰の内部被曝
被曝から60年以上経ても、なお、内部被曝した死体の骨や腎臓から、プルトニウムによる放射線が出続けていることが世界で初めて確認された。(youtube)





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