入手しやすいガイガーカウンター DP802i(中国製) [◆ガイガーカウンター 中国製]
◆ガイガーカウンター DP802i(中国製 日本語説明書付き)
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この製品は、政府・国際基準CMC認可を受けた正規品です。
(1年無保証・永久修理保証)
【大まかな特徴】
(1)シンプル・片手で操作できる・お手頃価格
小型軽量で携帯可能
(2)液晶画面が大きめで見やすい。
(3)ジョグダイヤルのみで全て操作
(4)中国製
※2011年5月頃、日本ではウクライナ製・ロシア製が品薄となったため、数多く販売された中国製のうちの一つ。
(5)中国製のガイガーカウンターの中では、入手しやすい製品。
(6)偽物が出回ったという情報が広まった製品。
名称、色などが異なる機種や安価すぎる場合は要注意。
中国製の中では入手しやすい製品だが、ニセモノが出回ったとの情報もあり(真偽不明)、購入時は注意が必要だろう。
ウクライナ製TERRA-P MKS-05やロシア製 RADEX RD1503と比べると、測定値が不安定のようだ。
しかし、画面表示サイズは、やや大きめで見やすい。しかも、上下に線量当量率と累積線量当量が一度に表示され、切替操作が不要な点がウレシイ。また、片手で操作できる点がスグレモノ。慣れれば使いやすいだろう。小型ながらイロイロ考慮されて作られているようだ。
予算に余裕があるなら。ウクライナ製TERRA-P MKS-05やロシア製 RADEX RD1503も検討することをオススメする。
ガイガーカウンターは、もともとそれほど高精度ではないし、安価なものの中には役に立たないシロモノもある。 初めて購入する場合は、信用できるところから購入するべきだろう。(もっとも、どのガイガーカウンターも、値段の割にオモチャみたいに安っぽい作りが多いが・・・)
【製品について】
(1)表示が見やすく、専門知識不要、簡単。
操作ボタンはジョグダイヤルのみ。
(2)バックライト搭載。暗くてもはっきり見える。
(3)線量当量率と累積線量当量を同時測定可能。
(4)表示画面の上下に線量当量率(表示大)と累積線量当量(表示小)が一度に表示。
(5)測定範囲内で、警報規定値(8段階)を設定可能。
(6)電池交換時に、時間、カレンダーとデータの保存・リセット可能。
(7)CMC国際規格をクリア。(←正規品の場合、CMCのマーク入り)
(8)電池残量が表示されている。
(9)電池交換がやや難。
(10)ガイガーミュラー管は、製品の右側に搭載。
【初心者向けの案内として】
(1)空気中の放射線量が測れる。
土、農作物、衣類、水など物の表面から出る放射線が測れる。
体内被曝は測れない。
(2)電源ON・OFFは、ジョグダイヤルを押し上げ・押し下げして長押し。
(3)不使用時は、電池を外した方が良いだろう。
(4)放射線は、製品の右側で測定。
【製造会社】
中国のShanghai Ergonomics Detecting Instrument社。本製品(DP802i)は、政府・国際基準CMC認可を受けており、過去に中国人民解放軍から発注を受けたそうだ。
【計測できる放射線】
β(ベータ)線 γ(ガンマ)線
→→福島第一原発で問題となっているのは、主にガンマ線。
アルファ線(プルトニウムなど)は計測できないが、プルトニウムが遠方まで広がる可能性は低い。
【測定範囲】
線量当量率 0.01μSv/h~150mSv/h
→→累積線量当量(0.00μSv~999.99mSv)と同様、線量当量率が広く、数値が安定的なら学術目的にも使用できるのだが。他の中国製ガイガーカウンター同様、測定は、ゆっくり丁寧に行おう。
【大きさ・重さ】
サイズ 90×60×17mm
本体重量 約80g
→→わりと薄めのサイズ
【電源】
電源 単4乾電池×1本
※電池寿命 約480時間
※電池交換はやや難(スペースが狭い)
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